NYに暮らすビリーと家族は
<嘘>の結婚式を口実に、
余命わずかな祖母に会うために帰郷する。
本人への告知を巡り対立するビリーと家族。
帰国の朝、彼女たちが選んだ答えとは?
NYに暮らすビリーと家族は、ガンで余命3ヶ月と宣告された祖母ナイナイに最後に会うために中国へ帰郷する。家族は、病のことを本人に悟られないように、集まる口実として、いとこの結婚式をでっちあげる。ちゃんと真実を伝えるべきだと訴えるビリーと、悲しませたくないと反対する家族。葛藤の中で過ごす数日間、うまくいかない人生に悩んでいたビリーは、逆にナイナイから生きる力を受け取っていく。
思いつめたビリーは、母に中国に残ってナイナイの世話をしたいと相談するが、「誰も喜ばないわ」と止められる。様々な感情が爆発したビリーは、幼い頃、ナイナイと離れて知らない土地へ渡り、いかに寂しく不安だったかを涙ながらに母に訴えるのだった。
家族でぶつかったり、慰め合ったりしながら、とうとう結婚式の日を迎える。果たして、一世一代の嘘がばれることなく、無事に式を終えることはできるのか?だが、いくつものハプニングがまだ、彼らを待ち受けていた──。
帰国の朝、彼女たちが選んだ答えとは?
ハリウッドで活躍する
アジア系女性監督×主演オークワフィナ
余命3ヵ月の祖母に真実を隠し、
〈嘘〉の結婚式の名目で集まる親戚一同
「さよなら」の代わりに家族が伝えたこととは?
NYに暮らすビリーと家族は、ガンで余命3ヵ月と宣告された祖母ナイナイに最後に会うために中国へ帰郷する。家族は、病のことを本人に悟られないように、集まる口実として、いとこの結婚式をでっちあげる。ちゃんと真実を伝えるべきだと訴えるビリーと、悲しませたくないと反対する家族。葛藤の中で過ごす数日間、うまくいかない人生に悩んでいたビリーは、逆にナイナイから生きる力を受け取っていく。ついに訪れた帰国の朝、彼らが辿り着いた答えとは?
ビリーには、『オーシャンズ8』、『ジュマンジ/ネクスト・レベル』など、ハリウッド超大作で絶大なるインパクトを放ち、大ブレイク中のオークワフィナ。ニューヨーク生まれのアジア系アメリカ人でラッパーとしても知られ、米「TIME」誌の“次世代の100人”の「提唱者」部門に選ばれるなど、ジャンルを超えて活躍している。祖母を敬愛するからこそ真実を伝えたいという想いと、傷つけないための良い嘘だという家族と医師の言葉に揺れるビリーの感情を細やかに演じ、その新たな魅力を高く評価された。本作での受賞リストを日々アップデートし、見事ゴールデングローブ賞主演女優賞に輝いた。
ビリーの祖母には、中国ではTVドラマで広く知られるチャオ・シュウチェン。戦争もあった波乱の時代を生き抜いた、芯の通った女性を生き生きと演じた。家族を励ます一言一句が、おばあちゃんの名言として心に響く。ビリーの父には、『ラッシュアワー』シリーズ、『メッセージ』などのツィ・マー。
脚本も手掛けた本作の成功で時の人となったルル・ワン監督は、米「Variety」誌の“2019年に注目すべき監督10人”に選ばれた。
感情をぶつけ合い、悲しみを慰め合いながら、絆を確かめ合う家族。ハプニングの連続だった結婚式を終えて、帰国の朝を迎えたビリーが祖母に、「さよなら」の代わりに伝えたこととは? 誰もが覚えのある家族の想いがスクリーンにあふれ、観る者の胸を熱くする、実話から生まれた感動作。
全米メディアからも大絶賛の嵐!!
ナイナイは、全部わかっていたと思う。優しい嘘に、騙されてあげていたのだ。 嘘が白日の下にさらされたら、「正しいこと」は家族にとって 「本当のこと」になってしまうから。
ジェーン・スー/コラムニスト・ラジオパーソナリティー
自分は健康だと信じ込むことで不治の病が完治することがある。
何の為に病気を告知するのか。最期の準備の為か、生きる為か…。考えさせられた。
真瀬樹里/女優
家族だって一枚岩じゃない多様性、共助と寛容が今こそ必要なこと。
2020年、思いしったことが全部詰まったほろ苦い傑作よ。
映画ライター/よしひろまさみち
家族を想う気持ちに、国や文化の違いはない。死生観の相違を描いているはずのこの映画が、 結局は人間の呆れるほど優しい“共通点”を浮き彫りにしているのだから
ライター/松山梢
映画の持つ力を再認識させる作品だ
CinemaBlend
どの文化でも理解できる家族の姿を描いた素晴らしい作品だ
観ると元気が湧く
歌うチワワ、お祝いのごちそう、そして大切な家族たち──「今年の最高傑作」だ
Rolling Stone
2019年の最高傑作だ
New York Magazine
生きること、愛、そして家族の喜び
心のこもった今年の最高傑作のひとつだ
BuzzFeed
アメリカの市民が祖国に帰れと脅されている昨今、本作は抜群の反駁となった
The Washington Post
圧倒的な素晴らしさ
観客を笑わせ、涙を誘い、そして食欲をも刺激し……あっという間に必見映画になった
Los Angeles Times
目から鱗が落ちる
まさに観客のための映画だ
オークワフィナの存在にハッとさせられる
Vanity Fair
桁外れの素晴らしさ
The Atlantic
生きること、愛、そして家族の存在に対する祝祭感で満たされる
「人々の心の深い部分に寄り添う」作品だ
RogerEbert.com
心を揺さぶる傑作
観客の心をとらえて離さない名作
Entertainment Weekly
完璧だ
このサンダンス映画祭の話題作を観たら、誰もがエンドクレジットが始まると同時に祖母に電話をかけたくなる
NYLON
傑出した演技力
CNN
今年の傑作映画のひとつだ
Deadline
強烈で、そして笑える
The New York Times
オークワフィナの鮮烈な紹介だ
The Guardian
大衆を喜ばせる大ヒット
Flickering Myth
大勝利
Variety
2019年の傑作映画のひとつだ
The Week
今年の最高傑作だ
The Daily Beast